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日蓮正宗法華講 妙霑寺支部のサイトです。

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岡山県岡山市北区津高781番地 妙霑寺内

『僧俗一致の折伏に講中大前進』

恵妙寺支部 E. Y. 

(H10.2.16)

 北関東地方部総会、まことにおめでとうございます。恵妙寺支部を代表いたしまして、講中の学会員に対する折伏の体験をお話しいたします。

 昨年10月、日蓮正宗の宗規一部改正に伴い、創価学会に所属するすべての人々は、脱会しなければ11月30日をもって日蓮正宗の信徒としての資格を喪失することになるということを伺いました。

 私は、これは大変なことだ、一刻も早く、創価学会に残っている人々に知らせなければならない、と思いました。そこで、まず身近な親戚、近くの学会員と思いつくままに、大百法の号外を持って訪問しました。そして、「11月30日までに学会をやめなければ、もう総本山におわします大御本尊様にはお詣りできなくなるんですよ」と話しました。

 以前から話しをし、時々書籍も渡していた、家内の兄や従姉妹はその場で脱会を決意し、お寺へ行くことを約束してくれました。しかし、中には、話しは聞いてくれても一向に反応のない方や、全く話しを理解しようとせず反発してくる方など、いろいろでした。

 そして2・3日すると、学会の幹部と思われる人たちが入れ替わり立ち替わり訪ねて来ました。「学会員の所へは訪問しないでもらいたい。迷惑している」とのことでした。

 私は、「縁あって、かつては共に信心してきた方々です。私は心配のあまり、ただ仏様のお使いをしているだけで、あなた方にとやかく言われる筋合いはない。本人は、別に迷惑などしてはいない。迷惑に思うのは、池田大作や、職業幹部のあなた方じゃないですか」と言ってやりました。

 池田に踊らされ、嘘をそのまま真実と信じ込まされて、自分の本当の姿さえ判らなくなっている哀れな学会幹部の姿に、あきれるばかりでした。

 その頃、講中でも、「うちにも学会幹部が来た」「こっちにも来た」との声が、あっちこっちで聞かれるようになってきました。

 ちょうどその頃、御住職の鈴木御尊師より、「今、学会員の救済に努めることは、御法主上人猊下の御指南にお応えする、時に適った信行であり尊い振る舞いである。それを、各々が思い思いに動くのではなく、講中を挙げて一斉に行動してはどうか」とのご指導がありました。

 早速、一斉行動日を設けることになり、11月16日と24日が一斉行動日と決まりました。それに先立ち、準備のため、「折伏・再折伏カード」を作成しました。このカードに、自分の心当たりのある学会員、あるいは新たな下種先の氏名、住所、連絡先、自分との関係などを記入し、窓口である打越副講頭へ集約し、御尊師に提出いたしました。

 御尊師は、毎日の勤行の折に、それらのカードについて折伏成就の御祈念をしてくださいました。一方、寺院としても、学会に籍のある信徒へ、葉書を発送する準備を着々と進められました。

 また、折伏・再折伏の足腰を鍛えるために、毎週土曜日に「特別勉強会」を御尊師が設けてくださり、御法主上人猊下の御講義『創価学会の偽造本尊義を破す』について御尊師より解説をいただきながら進めていきました。

 また、以前より、毎月1日から御講前日まで唱題会を行っており、御尊師の御祈念に講中一同お供してまいりましたが、唱題にも一層力が入りました。

 一斉行動日は、朝の6時30分からの早朝勤行に集い、御尊師の勤行・唱題にお供します。その後、御尊師の御指導をいただいて一同、御尊師に呼吸を合わせたところで、各地区の実情にしたがい、各々行動に移りました。

 午前10時をめどに、新来者を連れて再びお寺へ集まり折伏座談会を開くように計画した地区もあります。また、午前中は地区内を激励に歩き、午後1時に再びお寺へ集合する地区、あるいは拠点に集まり、打ち合わせの後、2・3人が組になって学会員宅を訪問するという地区もありました。

 ほかに、御尊師にお供して唱題を続ける者、少し唱題してから目的の学会員宅へ出発する者、各々が思う存分に行動できたと思います。そして、その日は一日中、御尊師と中川講頭がお寺にいていただき、いつでも応じていただける態勢をとっていただきました。

 夕方6時、再びお寺へ戻り、勤行に参加した後、各地区の代表の方から一日の活動状況を報告願いました。聞いておりますと、集ってこられた一人ひとりが、一言でもいい、仏様に、お師匠様に、今日一日あったこと、行ったことを聞いていただきたいという、あふれるばかりの思いが伝わってきました。

 また、中には「今日は仕事で、あるいはやむを得ない用事で活動に参加できませんでした」と発言する方もおりました。それでも、こうして御尊師のもとに皆とともに結集し、ご報告申し上げたいという思い。やったこと、できたことを話すのはたやすいことですが、やらなかったということ、できなかったということを話すのは、気後れするものです。それでも集まってこられる、これこそ団結の姿ではないかと感激いたしました。

 この一斉行動を機に、講中に動きが出てきました。たとえば、私がいくら折伏しても話しが通じず、反発していた方がいました。私は自分の力のなさを感じ、本当に不甲斐なく思い、そういう相手を変えていくのも、ただただ唱題しかない、くじけずに当たっていこうと思っていました。

 ところが、実に不思議な経過をたどってその方が脱会されたのです。あれほど話しても通じないと思っていた方が、この度の信徒資格喪失のことを知り、自ら恵妙寺に参詣し、御尊師の御指導をいただいて入講されたのです。

 また、最近入講された同じ地区の方が、すぐに次の方を折伏されたということもありました。実に不思議としか言いようがありません。

 我が地区として年間五世帯の折伏誓願目標を決意いたしました。それが、11月の一ヶ月間で、年間目標の5世帯の成果を見、年間では10世帯を成就することができました。私自身も、恵妙寺御住職の鈴木御尊師と奥様の翼の下で、わずかばかりの折伏のお手伝いができた嬉しさでいっぱいです。

 支部としても年間57世帯の誓願目標を立て、11月だけで36世帯の成果を見、年間93世帯を成就することができました。これは、私共の到底考えの及ばないことです。御法主上人猊下の深い御決意による、仏様の御意、大きな時の動きを感じました。

 御法主上人猊下の「新年の辞」の中に、「法界の運行にも、更にはまた真剣な唱題によって無意識の中で清澄な深層の九識に照らされる、個人の運命にも、妙法受持の功徳に於いて実に見事な経過と実証が顕れていることを皆様の一人一人が確信すべきであります」(大百法492号)との御指南がございました。

 恵妙寺支部の折伏の成果は、御法主上人猊下の御決意にお応えすべく、鈴木御尊師を中心に僧俗一致で、講中一同が懸命に励んだ結果であったと思います。  今、改めて御法主上人猊下の御指南を謹んで拝しますと、ただただもったいなく、心より有り難く思います。

 本年の「革進の年」は、まず自らの改革前進に努め、私個人はもちろん支部としても、誓願目標の早期完遂に向かい精進いたしますこと、初登山の折に御戒壇様にお誓い申し上げてまいりました。つたない感想と決意でございますが、体験発表とさせていただきます。

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