本文へスキップ

日蓮正宗法華講 妙霑寺支部のサイトです。

TEL 086-255-1155

岡山県岡山市北区津高781番地 妙霑寺内

『眷族集う御報恩の折伏』

寿照寺支部 S. S. 

(H10.11.16)

 私は、三大秘法の御本尊様に巡り値えたことが、どんなに有り難いことなのか心の底から感じることもできない宿業の深さに気付かず、長い年月を本当に無為に過ごしてしまいました。

 そんな日々の中で、ときどき寿照寺へ参詣していたご縁で、平成8年1月19日に、竹田講頭さんから法華講へ入って信心をしていくようにと折伏されておりました。

 御報恩のできない自行だけの信心を長年続けてきたために、正法につかせまいとする障魔に完全に取り込まれ、入講させていただく決意がなかなかできませんでした。

 矢のように日々が過ぎていくうちに、一日も早く正しい信心をと見守ってくださっている御住職と法華講の皆様に申し訳ないという気持ちが募ってきて、御指南どおり素直に御報恩の信心をさせていただこうと決意し、平成9年7月6日、勧誡式を受けさせていただきました。

 本当に決意が遅すぎましたが、新しい出発をさせていただけたことに心から感謝いたしております。

 そして4日後の7月10日には、御住職の御配慮をいただき、まず身内からと、富士市に住む姪と、お医者様から残り少ないわずかな命を宣告された姉に勧誡式を受けさせていただきました。

 姉が多少でも命を長らえることができ、安祥として霊山浄土へと旅立てましたのも、御本尊様の御加護と感謝申し上げる日々でございます。

 9月7日の支部総登山には、初めて姪と一緒に参加させていただき、御法主上人猊下の御慈悲によって御開扉を戴ける幸せを心から感謝申し上げ、生涯、常に清らかな水が流れるような自行化他の信心の実践を、お誓い申し上げてまいりました。

 御講参詣、唱題会、会合、ご奉仕に参加する中、以前から折伏していた隣のSさんご夫婦が脱会、9月15日に入講なさいました。大聖人様の御遺命である広宣流布への信心を共にできる喜びは、本当に感謝の気持ちで胸が一杯になる程でございました。

 御住職をはじめ、僧俗一致の祈りのこもった唱題のおかげと改めて心から感謝申し上げ、御報恩の信心に励むことを御宝前でお約束いたしました。

 Sさんの奥様は、左大腿骨に人工骨移植の大手術を受け、足を使われた後は疲労がとても激しいそうです。その厳しい状況の中で、下種活動を常に忘れることなく、ご主人のご協力を得て愚痴も言われず、喜んで信心を求めて、御講参詣、会合に参加されるお姿を拝見し、その求道心には頭が下がる思いと同時に、私たち婦人部への大きな励ましとなっております。

 御住職の「自行化他にわたる唱題と、一人が一人の折伏を実践することです」との御指導をしっかりと受けとめ、Sさんと下種活動を地道に実践いたしておりました。まもなくSさんの友人より、学会活動を止めて2年程になるYさんを紹介されました。「御本尊様、Sさんの『折伏したい』という願いを是非叶えてください、一日も早く寿照寺にお連れできますように」と真剣に唱題を重ねました。

 御本尊様への願いは見事に成就し、本年5月15日、Sさんは、Yさんを折伏なさいました。入講間もないYさんは、早速10年来のお友達のKさんに、夜の明けるのも忘れ、はやる心をありのままに真剣に話され、Kさんは5月28日に入講されました。

 さらに6月4日には、10年来の友人であるTさんを折伏、御本尊様を御下付戴き、無事に入仏式を済まされました。Sさん、Yさん、Kさん、Tさんが、正しい信心のもとに寺院に参詣され、御住職の御指導のもとに、共々に幸せな境界を築かれるよう、お手伝いさせていただきたいと思います。

 大きな結果を出せた折伏の陰には、御住職の御指導と、毎週行われている火曜唱題会における僧俗一致の折伏を御祈念しての真剣な唱題行、同志の励ましがあったことは申すまでもございません。支部の方々と異体同心で、広布へのお手伝いを少しなりともさせていただける御報恩の信心をお誓いする毎日です。

 本年4月3日、客殿新築慶祝記念大法要・10万総登山に姪と参加させていただきました。こんな有り難いことがあるのだろうかという思いで大御本尊様に御内拝を戴き、一層の折伏行を心の底からお誓いいたしました。10万総登山に間に合って本当によかったと感謝感激の一日でございました。

 また6月6日、7日には初めての夏期講習会参加ということで、2日間を信心根本で過ごさせていただけるように御祈念いたしました。日蓮大聖人伝・折伏の大事・法華講員の心得の三つの講義を受け、改めて「信行学」に励み、信徒としての自覚を持ち精進していかなければと決意いたしました。2日目は客殿の最前列で御法主上人猊下の御講義を拝聴することができました。広宣流布への使命感を心に誓った、あっという間の2日間でした。

 折伏は慈悲を根幹に真剣に祈りをこめて実践してまいります。日々の信心を常に反省しながら、支部の皆様と共々に、寿照寺支部3指針の「正直な信心 明るい信心 清らかな信心」を根本に活動してまいりたいと存じます。

 寿照寺をお守りしていける信徒になることが、総本山をもお守りし、広宣流布への道と確信し、一層の精進をしてまいります。私の周りにも洗脳されきった学会員がおりますが、一日も早く謗法に気付いてくれることを願っております。

「須(すべから)く心を一にして南無妙法蓮華経と我も唱へ、他をも勧めんのみこそ、今生人界の思ひ出なるべき」(御書300ページ)

 この御金言に適うよう、Sさん、Yさんと共に、平成14年の大佳節をめざし、御法主上人猊下の御指南である「一人が一人の折伏」に向かって、さらに1歩1歩前進してまいります。

このページの先頭へ
inserted by FC2 system