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日蓮正宗法華講 妙霑寺支部のサイトです。

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岡山県岡山市北区津高781番地 妙霑寺内

『意識改革で次々と折伏の縁に会う』

正安寺支部 M. T. 

(H12.3.1)

 皆さん、こんにちは。私は新潟県新津市にある正安寺支部のM. T.と申します。北陸地方部青年部長の任を受け、御奉公させていただいております。

 昨年の「出陣の年」より本年「折伏実行の年」にかけて、私の周りに折伏の因縁が、不思議と現われてきました。その折伏を成就させていただいたお話をいたします。

 『目指せ、宗旨建立750年・法華講30万総登山!』と、全国的にすばらしい活動、そして結果を出している支部の様子を、「大白法」でよく目にします。

 我が支部でも毎日、折伏、活動が繰り広げられています。しかしながら、青年部は何も結果を出せず、私もどうしたら折伏できるのだろうと、悩む日々が続きました。昨年、我が正安寺支部は折伏誓願目標の160%という成果を出しましたが、青年部として結果が出ないことに、自分自身情けない気持ちで一杯でした。

 そのとき御住職・小林貢道御尊師より、「自分で折伏するのではない。御本尊様に折伏させていただくのです。私たちはそのお手伝いをさせていただくのです」と御指導をいただき、今まで自分が悩んでいたことが、パッと道が開けたような気がしました。

 それからは、朝晩の勤行、唱題会で、「折伏のお手伝いをさせてください」と御祈念してきました。すると、だんだん以前とは違う自分に気が付きました。唱題の時間も長くなり、折伏に対する考え方が変わるにつれ、自分の周りが少しずつ変わっていったのです。そして折伏が実りました。

 現在、創価学会の男子部は、各地域のお寺や法華講の活動の見張りをさせられています。私は、あるお寺でこのようなことをさせられている男子部員の一人に話しかけました。

「毎週こんなことをしていて、馬鹿らしくないの。時間ももったいないし、これが信心だと思うか」と話しかけたところ、「実は俺もそう思う」という言葉が帰ってきたのです。「ちゃんとした話を聞きたいのなら」と私の連絡先を教え、その場は別れました。

 それから一カ月後の唱題会の日、その学会の男子部員から電話があり、「詳しい話を聞きたい」とのこと。早速会う約束をしました。

 彼の家の近くのファミリーレストランで2時問ほど彼の質問に答えました。その後、私の自宅に来てもらい、創価学会第二代戸田城聖会長が会員に講演しているビデオテープを見せました。そして、いかに今の学会が間違っているかを破折しました。

 すると彼は、「今の学会は何かおかしいと思っていた」と、学会への不満、幹部への不信感をすべて話してくれました。「本物の日蓮正宗の信心をやりたい」と、その日から毎週欠かさずお寺での唱題会に参加し、昨年の12月、晴れて勧誡式を受けることができました。そして、1月22日の中部大布教区僧俗指導会の折、15年ぶりに御登山し、御開扉を戴くことができました。彼は今、家族を折伏すべく、唱題行にがんばっています。

 話は変わりますが、私は、ジャズダンススタジオを経営しています。といっても、私がダンスを教えるわけではありません。スタジオの運営と、発表会や公演の際の演出を中心に、生徒が楽しくダンスを続けられるようアドバイスをするなど、精神面のフォロー等を担当しております。

 スタジオインストラクターをしているSさんという女性がいます。彼女は、以前からいろいろな悩みがあり、その都度、相談を受けていました。そうこうしているうちに今年に入って、彼女自身では、どうにもできない問題が起こってきたのを見て、私は思い切ってこの信心について話をしました。

 すると驚いたことに彼女は、「私も何か心の底から信じるものが欲しかった。Tさんの家族を見ていると、他の宗教とは何か違うのではないかと思っていた」と言うのです。そして最後に一言、「お寺へ連れて行ってください」と言いました。

 そこですぐにお寺へお連れして、御住職の御指導をいただき、その場で御授戒をしていただきました。本日、この全中部青年総決起大会にも参加し、初めて御登山させていただくことができました。彼女は先週の水曜日、お姉さんを折伏しました。今は、お母さんにこの信心を教えようと頑張っています。

 次は、両親が法華講、その長男が創価学会というケースでした。脱会者の家庭には、このように、家族のうち一部の人が脱会できないということがあります。私も一年くらいの間、どうしていけばよいか判りませんでした。

 実は北陸地方部の青年部は、3年ほど前から毎年、有志で、大聖人様の佐渡ヶ島における御事跡を探究し、個々の信心を深める目的と、さらに新来者の方を交じえ、折伏をしていくという、一泊二日の佐渡研修会を行っています。彼はそれに参加しました。

 研修会の初日から学会の尾行がつき、私たちは大変でした。彼にとっては、学会の本性を垣間見るよい機会でした。それでも学会をやめる決心がつきませんでした。そこで、今月の御報恩御講の日にもう一度話をしようと思い、御講に誘ったところ、素直に参詣しました。

 御講終了後、御住職より、日蓮正宗の正しい信仰の仕方、本当の親孝行についての御指導をいただきました。ようやく彼が決心したので、夜10時を過ぎていましたが、すぐにその場で勧誡式をお受けすることができました。

 宗祖日蓮大聖人様仰せの、
「いかなる大善をつくり、法華経を千万部書写し、一念三千の観道を得たる人なりとも、法華経のかたきをだにもせめざれば得道ありがたし」(御書322ページ) との御金言のごとく、法華経誹謗の法敵を破折しなければ、成仏はあり得ません。

 今まで私は、自分自身の前に現われた因縁のある人たち、この信心を心の底から求めている人たちに気付かずにいました。毎週の唱題会、月一回の10時間唱題行に参加したことで、少しでもそれに気付けるようになり、数多くの折伏成就の喜びを体験させていただいております。これからも新潟・北陸両布教区の御尊師をはじめ、御住職・小林貢道御尊師のもと、講中の方々に感謝し、日々、折伏活動に励んでまいります。

 御法主日顕上人況猊下、「新年の辞」におかれまして、
「行うと決意すれば必ず出来るのであります」(大白法540号)と御指南をくださっております。

 私自身、北陸地方部青年部長として、今回の全中部青年総決起大会の参加目標達成の勢いをもって、4月の全国青年部大会の結集目標を必ず達成し、「一年に一人が一人以上の折伏」を身をもって実行してまいります。

 そして来たる宗旨建立750年・法華講30万総登山に向かって、全身全霊、御本尊様に御奉公させていただくことをお誓いし、私の体験発表とさせていただきます。

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