本文へスキップ

日蓮正宗法華講 妙霑寺支部のサイトです。

TEL 086-255-1155

岡山県岡山市北区津高781番地 妙霑寺内

『御指導通りの御奉公で大功徳』

誠諦寺支部 D. A. 

(H12.5.1)

 私は生まれて間もなく入信し、法華講に入講させていただいたのは平成5年12月11日の父が亡くなったときで、それが唯一正しいこの信心の道へ入れたときでした。

 私を導いてくださった誠諦寺住職・清水法瑞御尊師は常々、『諸法実相』の、 「涌出品の時出現し給ふ地涌の菩薩等を先づ作り顕はし奉る」(御書665)との御文を引かれ、我等は御本仏日蓮大聖人様から正法流布の役目の命を戴き、御法主上人猊下の御指南のもとで広宣流布のために御奉公する約束があると申されます。

 父が死んだときより、戒壇の大御本尊様、唯授一人の血脈付法の御法主上人猊下を信心のすべての根本と信じ奉り、御指南を拝され御指導くださる御尊師のもと、御奉公させていただくことを、お誓い申し上げました。

 当時は、少しでも油断するとすべてがなくなってしまう崖っぷちに置かれた状況でした。弟は父に勘当され、母は私が幼いときに離婚したため、父が死んだとき私は独りきりでした。

 家は栃木県宇都宮市で8500墓を有する公園墓地を経営しており、民間では北関東最大規模の霊園であります。父が創業者で、社員は20名程おり、しかも霊園墓地は公共的なもので、宗派は問わないため、様々な宗教の人が使用しております。

 霊園に墓地を持っていて、成仏できない邪宗の方々をどうして救うのか、そのためにどんな信心をしなければならないか、御尊師から御指導をいただきながら考え、この信心の教えを人生の根本とすることを決心しました。

 また父の墓の脇には、「肝心第一の信心は御本尊様を根本とすべし」との家訓を刻んだ石碑があり、父の遺言であります。

 平成6年の五十万遍唱題行では、大功徳を賜りました。平成6年2月11日に叔父を折伏、御本尊様御下付を賜り、唱題行完遂の100日目、4月10日には現在の妻を入信させ、御本尊様御下付を賜り、続いて叔母も御本尊様御下付を賜りました。

 私が父の遺志を継ぎ邪教に厳しく接したため、弟とは疎遠になっておりましたが、たびたびの折伏に次第に心を開き、入信することになりました。私が仏壇を新しくしたので、弟は「家の仏壇をいただき、御本尊様を受け、親の供養をしたい」と言ってきました、弟は御尊師に一生懸命信心していく旨をお誓いし、平成7年9月、御本尊様の御下付を賜りました。

 兄弟仲良くの遺言通り、弟は昨年、私の会社に入り、生まれ変わったように一生懸命に働き、年末には婚約者を折伏して、今年の春、お寺の御宝前で結婚式を挙げていただきました。

 私は業が深く、この6年間に私をはじめ親族全員が死に直面するような病を患い、ぎりぎりのところで助けていただき、皆、大功徳を戴いております。本当に不思議なことですが、病気のほか、すべてにわたって最悪の状況がことごとく逆転し、そのまま大功徳へど展開されてきました。

 御金言に、 「南無妙法蓮華経と唱ふる人は、煩悩・業・苦の三道、法身・般若・解脱の三徳と転じて」(御書694) とございますが、大功徳とはこのことかと拝するものであります。

 また結婚以来3年間、妻の実家を折伏し、長女が生まれてからは、妻の実家の謗法払いをして御本尊様を御安置するまでは絶対に子供を実家に入れないと、妻と決めました。

 実家に行くと、妻と子供は、たとえ雨でも、どんなに寒いときでも、実家に入らずに外で対面し、毎日のように通って折伏したため、私は嫌われていきましたが、この状況は常に御尊師に申し上げ、御指導をいただいておりました。

 平成9年3月1日、ついに妻の父の御授戒、御本尊様の御下付を賜り、入仏式をしていただきました。半年後には妻の実家の叔父、祖父、祖母の御授戒、御本尊様の御下付を賜りました。

 折伏の中、叔父は生活、仕事、すべてが行き詰まり、「『念仏無間地獄』と聞いたが、全くその通りだ」と思い、入信したそうであります。

 また、平成10年の客殿新築落慶大法要直前、12年ぶりに母に連絡が取れ、折伏し、御本尊様御下付を賜り、御尊師には福島の山奥まで入仏式に行っていただきました。そして客殿新築慶祝記念大法要・10万総登山には一族全員で有り難く参詣させていただくことができました。

 本年1月30日には私が折伏した叔母の初めての折伏が成就いたしました。そして、今月2日には妻の実家でただ一人入信せずに残っていた妻の従姉妹を、初めて妻の縁で入信させることができました。

 これでついに有縁の親戚一同10世帯15名、そのほかの方を入れると全部で15世帯23名を折伏させていただきました。

 社内で折伏を始め、社員が3人入信しましたので、それ以来毎月第2日曜日の御講の日は会社を休みにしました。御会式、支部総登山の日も休業することにいたしました。今では社内の半数以上の社員が信心しましたので、昨年父の七回忌の折、社員全員を折伏することを御尊師にお誓いいたしました。現在、誠諦寺の青年部長という大任を拝命しております。

 この度の全国青年部大会は、御法主上人猊下の大慈大悲のもとに行われる大事な大会と、連合会の井手青年部長よりお聞きいたしました。また御尊師よりは、700年来こんなすばらしい法華講青年部の活動は初めてであり、宗旨建立750年以後の先々までの本当の信心の出発で、今やらなければならないと、厳しい御指導をいただきました。

 私は、信心のこと、生活のこと等すべて御尊師に包み隠さず申し上げ、本当に細かいところまで御指導をいただいております。自分も、会社も、家族の幸せも、御尊師の御指導通り御奉公させていただいた功徳だと確信しております。この6年間に本当にたくさんの大功徳を賜りました。

 支部活動は、御尊師の御指導により作成した折伏対象者名簿折伏内容を詳細に記録した報告書を御尊師に提出して、御祈念していただきます。その折は参詣し朝夕の勤行、毎日の一時間唱題行にお供しております。

 青年部活動は、この大会の啓蒙に向けて、お寺のカラーコピーを使わせていただき栞を作成しました、内容は総本山大石寺の三門のカラー写真が表紙で、中には大会の案内や注意事項、登山の意義、三宝様、勤行へ御供養、御講等の説明、そして総本山案内図です。

 女子部は栞を持って家庭訪問して説明し、男子部は大白法のコピー等を持参し、平日の夜も土日も2・3名の数班に分かれて啓蒙に回りました。参加目標105名の実現へ、資料作りの段階から家庭訪問まで御尊師より常にご配慮いただき、110名の結集をもって本日を迎えることができました。

 北関東地方部では副青年部長として、栃木布教区各支部青年部へ連絡をさせていただいております。支院長様をはじめ御尊師方の御指導・御協力の有り難さを痛感しました。また、たびたび各支部青年部に連絡させていただく中、常に励まし合うことの大切さを感じました。

 僧俗協議会では支院長様の御指導により、各支部青年部代表が、本日の大会成功に向けて参加者啓蒙活動の決意発表をさせていただきました。大会の啓蒙が進む状況や、折伏誓願目標が達成したことをお互いに喜び合いました。真の御奉公とはこのようなことと拝するものであります。

 また私は、本山任務者輸送班を平成6年よりさせていただいております。これは、お寺での御奉公の延長上にあると信じてがんばっております。全国の青年部員が指導教師の御尊師に推薦をいただき、特別にさせていただける極めて大事な総本山での御奉公であります。

 大聖人様と御法主上人猊下の御もとへのお客様お出迎えのお手伝いをさせていただく尊い御奉公は、他にはないと御尊師よりお聞きしております。

 精一杯御奉公をして戻りますと、折伏意欲が涌いてまいります。本山任務をさせていただき、本当に有り難く思っております。

 任務の中で、総講頭・柳沢委員長の貴重な激励をいただき、またそれを受けて井手青年部長、川上副青年部長より御奉公すべき大事な事柄・注意事項を折に触れて教えていただき、地方におります私にとって、本当に有り難いことであります。

 30万総登山の成否がかかっている本年は、自分の一生の中で最も重要なときだと実感しております。今ここで決意することは、常に御法主上人猊下の御指南を拝され、御指導くださる清水御尊師のもと、30万総登山達成に向かって、支部青年部長として青年部員全員が御法主上人猊下御指南の「一年に一人が一人以上の折伏」を完遂させていただくことであります。

 そのために、唱題行を根本として、さらなる精進をお誓い申し上げ、私の体験とさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。

このページの先頭へ
inserted by FC2 system