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日蓮正宗法華講 妙霑寺支部のサイトです。

TEL 086-255-1155

岡山県岡山市北区津高781番地 妙霑寺内

『折伏・救護班・看護婦、全力で貫徹』

誠諦寺支部 K. H. 

(H13.10.16)

 救護班の責任者をさせていただいています、K. H. と申します。

 私は、昭和58年2月16日、17歳のときに、「この信心は、すばらしいものだから、あなたもやりなさい」と友人の母親より勧められ、何の抵抗もなく素直に入信しました。今日まで全く疑う気持ちを持つことなく、また迷うこともなくただ信じて、この信心のすばらしさを人に伝え、折伏し、共に唱題してきました。入信してから現在まで、どれだけの友人、知人に信心の話をしてきたか、その人数は200人、300人と数えきれないほどです。

 当時、17歳だったときの私の夢は、「看護婦になって、アフリカで飢餓に苦しむ子供たちを救ってあげたい」というものでした。その思いから看護婦の道を志し、目標達成のために努力を惜しむことなく、常に信心を根本に看護の経験を積むことを必修の課題としてきました。

 26歳のとき、アフリカには行けなかったものの、アフガニスタン難民救済のボランティア活動の要請を受け、パキスタンへ行くことが決まりました。仕事内答は、アフガン内戦で負傷された方のリハビリです。アフガニスタンの国境に近いペシャワールの地では、内戦が近づくと上空が騒がしくなり、テロが始まると数日間外出禁止ということもあり、危険が伴うということでガードマン・ドライバーが付いてのボランティア活動でした。

 住む家もあり、食事も作っていただき、またボランティアだというのにお給料がスイス・ジュネーブより米ドルでいただける上、日本からもお給料が出るという生活は、私の想像していたキャンプ生活、無料奉仕とは異なり、その当時の私は納得がいきませんでしたが、今思えば、たいへん恵まれた環境であり、御本尊様の御計らいとしか思えません。

 どこにいても守られている自分があり、それを周囲の人たちが感じとってくれるのです。そして「どうしてあなたは、どこにいても何をしていても楽しそうなのか」と聞かれるたびに「この信心によるものだと思います」と答えてきました。

 その後、パキスタンをあとにして、カナダへ行きました。そこでも、知り合うすべての方々へ、邪教の怖さ、日蓮正宗のすばらしい大功徳のお話をしてきました。

 その中で、一番うれしく、心に残っていることは、送ってくれるよう頼んでおいたお厨子が、日本からホームステイ先に届けられたとき、その家のカナダ人より、「ジュエリーボックス(宝石箱)か?」と言われたことでした。まさしく私の宝物入れです。

 その日も日蓮正宗の話を、長い時間したことを覚えています。とにかく折伏できるすべての人へ下種してきました。このように縁する方々へ、日本人に限らず話をしてきました。

 カナダをあとにして帰国した直後、日本では阪神・淡路大震災が起こり、そのニュースを聞いた翌日には、淡路島へ行き、2カ月間ほど診療所で活動していました。

 そんなときに誠諦寺の御住職・清水法瑞御尊師より、初めて、本山任務のお話をいただきました。海外での活動ができなくなってしまうとの理由から、本山任務を受けることをとても悩みましたが、折伏してくださった方に相談したところ、「法のことだからやらせていただきなさい」と言われました。

 清水御尊師による面接では、「そろそろ日本の地に腰を据えるように」というお話から始まり、数々の御指導をいただき、私は、救護班の任務をさせていただこうと決意しました。

 また、この頃、現在勤めている東京の病院で働くことが決まり、以来、東京で暮らしています。早いもので、救護班として御奉公させていただくようになってから、今年で7年目を迎えました。

 昨年には、救護班の責任者にというお話があり、正直言って、私にできるのだろうかと、とても不安でしたが、救護班のメンバーに支えられ、また輸送班、整理班の方々に多大な協力をいただきながら、今日までがんばってこられました。

 次の目標は目前に控えた30万総登山です。本日、研修会に参加されている全員が1人も欠けることなく、「何があってもやり抜いていく」という一人ひとりでありたいと願っています。

 縁あってこの正法と巡り合い、今という時を共に任務者として迎える、私たちの使命の大きさと大功徳は計り知れません。共に折伏もがんばりましよう。

 宗旨建立750年という大佳節を来年に控えた今年は、「誓願貫徹の年」と銘打たれました。その「願」、願いとは「折伏成就のみ」と受け止めた私は、今年は今までにない折伏をしていこうと決意し、2001年元朝勤行では、姉と2人で姪を折伏、3月には大学生になる甥を折伏、また6月には看護婦になったときから15年間折伏してきた友人を折伏成就できました。

 また、8月19日には誠諦寺において、柳沢総講頭、井手連合会青年部長・川上副青年部長をお迎えして折伏座談会が行われることになり、私は、自身の新来者目標を10名と挙げ、友人、知人をお誘いしてみました。

 以前の勤め先で一緒に働いていたアフガニスタン人が、一家総出で来てくれることになり、子供を含めて12人が当日1台の車に乗り合わせ約束通りに来てくれました。イスラム教徒ではありますが、お数珠を手にして全員が御題目を唱えることができたのです。まさしくイスラム教の破折です。

 もう一人の知人は、私が入信したときから、信心の話を常に聞いてくれていたアルバイト先のおばさんです。19年を経て始めておばさんのほうから、「自分は浄土真宗だけれど、正宗のお寺へ一度行ってみたい」と、誘うよりも先に言ってきてくれたので、折伏座談会へお連れすることにしました。

 さらに、17年前にエジプト旅行で知り合った友人で、彼女には、「いつも私が話している信心の話を、改めてお寺で聞いてみるのはいやですか」と尋ねてみると、「別にいやではないよ」と言うのです。誘う方々が皆、「行ってもいい」というので、思わず姉に連絡を取り、「どこまで誘い続けたらよいか」と相談するほどでした。

 最後にお誘いした方は、折伏座談会が行われる2日前の勤行中にふとひらめいた、旅行会社に勤める知人でした。以前その方の上司が、「あいつは素直すぎて心配なときがある」と言っていた「素直」という一言が頭に浮かび、「素直な人ならお寺へ行けるはず」と思い連絡を取りました。

 それまで信心の話を全くしたことがなかったのですが、「今度の日曜日、もし暇だったら一緒にお寺に行きませんか?」と誘ってみると、笑いながら、「いいですよ」と言うのです。「やっぱり素直な人だ」と感心してしまいました。

 東京から宇都宮へ行く車中、信心の話をしながらお寺へ伺いました。彼は、静岡県の出身で、大石寺のことを知っていました。また次回も誠諦寺、そして、大石寺に参詣してくれると約束してくれました。ついこの間も電話で、「こういう縁を何て言うか知っていますか。仏縁と言うの」と話しました。

 結局、子供たちを含めて総勢15名をお寺へお連れすることができたのです。そして何よりうれしかったのは、信心してはいるものの、あまりお寺へ参詣したがらない父が、私や新来者を駅からお寺へ運んでくれたことでした。

 また、姉も義姉をお寺へお連れすることができました。なんと兄と結婚してから19年目にして初めてのことでしたので、私たち家族の中では驚くべき出来事でした。「姪と甥を折伏できた功徳だね」と家族で喜び合いました。

 15名と義姉は、今回入信までにはいたりませんでしたが、皆一人ひとりが歓喜を持って帰宅され、またお寺に誘ってくれれば参詣してくれるとの約束をしてくれました。いつか必ず下種した花が咲くと信じています。

 この方々の折伏を貫徹するために、唱題に折伏にと精進し、御奉公になる信心の実践を行っていこうと決意を新たにしました。当日は、誡諦寺支部として新来者36名、入信7名という結果となりました。その後も、次の日、また次の日と、折伏の成果が続いています。

 私は、9月の御講の参詣へも、職場において私のもとで主任をしてくださっている、2名の看護婦をお寺へお連れすることができました。また、共に救護班として任務をさせていただき、同じ職場に勤めているAさんも、職場のスタッフを、今年、折伏成就することができました。

 現在、私たちの職場では、3人の看護婦が日蓮正宗の信徒です。今年入ってきた2人の新人ナースのうち、1人は創価学会員であることが判り、すでにAさんが、寺院参詣の約束を取っています。

 また、もう1人の新人ナースは、私の家に泊まりに来た際、「あっ!何で婦長さんの家に仏壇なんかあるんですか」と驚いていたので、過去に亡くなった患者さんを朝に晩にと供養していること、大切な命を預かる仕事なので毎日祈らずには仕事に行けない等、信心の話ができました。

 翌朝、いつものように勤行を始めると、彼女が自らちょこんと私の後に座り、手を合わせていました。

 折伏中である総婦長も、今ではよき理解者として応援してくれているため、とても活動しやすい環境にあります。総婦長には、6月にできた折伏の話を、「うれしいことがあったので聞いてくれますか」と言って1時間以上かけて、入信にいたるまでの私の思い、心の変化の一部始終を話しました。

 総婦長は、「彼女は信心してよかったわね」とのお言葉をくださいました。総婦長は、近頃ずいぶん信心の報告を受けることに慣れたようで、素直に聞いてくださっています。すでにお数珠とお経本もお渡ししてあります。

 もちろん、主任2名をお寺へお連れした報告もしました。その際、「心配されなくても、総婦長をお寺へお誘いすることはしませんから安心してください」と言ったところ、「別にお寺に行きたくないという訳ではない」と意外な返事が返ってきたので、近いうちにお寺へお連れできると思います。

 このように職場の中で、御本尊様に縁して、御題目を唱えたスタッフは、半数近くになりました。

 また、昨年アフリカ旅行中にケニアで知り合った現地の日本人に、インターネットを活用して、折伏中です。入信してから今日までに、眷属は20名を越えました、この方たちへは、朝晩の勤行・月一回の寺院参詣・年一回の大石寺への登山は何があっても実践していく信行をしていくようにと、常日頃、話しています。

 私自身は、有り難いことに清水御尊師より直接厳しい御指導をいただきながら、お山のこと、お寺のこと、そして仕事、すべてを同じようにやり抜くことこそ任務者の使命と言われていますので、30万総登山に向けてすべてをやり抜いていく決意です。

 御法主上人猊下様の御指南であります、「来たるべき宗旨建立750年に当たり、30万総登山を名実ともに必ず成就なさしめ給え」(大白法512号)を日々の勤行にて御祈念申し上げ、精進してまいります。

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