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日蓮正宗法華講 妙霑寺支部のサイトです。

TEL 086-255-1155

岡山県岡山市北区津高781番地 妙霑寺内

第37回 法華講妙霑寺支部総会

総会の内容

5地区代表決意及び活動状況報告

  東区・西区・南区・北区・中区の代表がそれぞれ発表を行いました。
東区
 東区の本年の決意発表を致します。
 本年の東区の折伏目標は、目標世帯数12世帯、目標人数29名となっています。東区としまして、過去何年もの間、残念ながら目標は達成できていません。 現状のままで行きますと、本年も厳しい状況が続くと思われます。
 東区を少しでも、活性化していくには、東区内で活発に意見やアイデアをだし合える状態になればと思います。他地区の活動状況も参考にしながら活動出来たらと思います。 少しでも、目標達成に向かって行くには、東区の皆様と、互いに情報交換し、理解を得て活動することが大切だと思います。
 私としましては、御講に参語している方も東区では少なく、初歩的な事ではありますが、活動者の方を1人でも増やす為にも、今一度、家庭訪問を充実させて、御講参語と総本山への御登山を啓蒙推進していかなければと思います。
「勇躍前進の年」も早2か月が過ぎようとしています。 繰り返しになりますが、互いに意見を出し合い活発な東区になるようみんなで声を掛け合い頑張って参ります。
 以上、ご清聴ありがとう御座いました。

西地区
 皆様こんにちは、第37回妙霑寺支部総会おめでとうございます。
 倉敷西区区長の加瀬野育子と申します。
 今年は、勇躍前進の年 実践テーマ
1 勤行・唱題で折伏推進
 今の自分に自問自答した時、唱題がまだまだ足りず、実践できていません。深く反省しております。毎日、継続していくことが大事であります。仕事で疲れ切っている時もあります。が、そういう時こそ発心しよしやるぞ、と強く決意し、目標を作り毎日努力していきます。
2 講中一結で御講参詣
 講員さんの所へ家庭訪問に行った時は、お寺への参詣、御講参詣されますように声掛けをしております。これからもリーフレット等を活用しながら御講参詣していただけるよう取り組んでいきます。
3 登山参詣で育成推進
 私は今元気で登山参詣できることがありがたく感謝の気持ちで一杯です。以前入信して数年に1回登山できればよく、参加するにも厳しい時もありました。参加費用を積み立ててやっと登山したこともありました。
 御法主日如上人猊下様は、
「本門戒壇の大御本尊まします最勝の地、総本山に登山参詣する功徳は凡智をもってしては計り知れない大きなものがあり」と御指南なさっています。
 入信したけれど、まだ一度も登山参詣されていない方や、講員さんに登山参詣の大切さを話していき、声を掛け合っていきたいと思います。
 次に西区の活動状況ですが、月に1回から2回、5時間唱題に参加しております。その後家庭訪問に動いています。
 2月は西区の集中活動月です。10日の御講の前に3時間唱題をしました。17日は1時間唱題をして家庭訪問。平日でも動ける講員さんが家庭訪問。時間を作って動くことが大切です。 今年こそは、折伏誓願目標を達成いたしましょう。
 僧俗一体、異体同心して大聖人様御聖誕800年、法華講員80万人体勢構築を名実ともに必ず達成していく決意のもとに前進してまいりましょう!!

南区
 皆さんこんにちは。 平成31年は勇躍前進の年として出発して2月度広布推進会の決起大会も過ぎました、まだまだ寒さが続きますが皆様には折伏に頑張っておられることと思います。
 南区の本年度の折伏目標は24世帯、42名であります。 3月は特に南区を中心に折伏活動を行っていく月であります。
 2月8日には法華講員80万人体勢構築推進僧俗指導会が有りました。その時に新井布教部長のお話の中に、我々講員各自の意識が変われば周りも変わってくるのであり、又行動、唱題、感謝の気持ちを持って折伏を行じて行かなければと、ご指導くださいました。
 日蓮大聖人様には 異体同心事において
「異体同心なれば万事を成じ、同体異心なれば諸事叶う事なし」と仰せです。
 私達法華講員は日蓮大聖人様に身も心も少しでも、異体同心していける様、日々精進して行かなければなりません。
 今年は勇躍前進の年です。御住職様、副御住職様の御指導を受けて、南区としては唱題を基本として、各自が自覚を持って異体同心して、南区の地域を回っていきましょう。
  私達南区の役員はもちろん講員の皆さん一人ひとりが活動者として、南区の皆さん本年こそ折伏誓願目標を必ず達成いたしましょう。
 以上南区の決意発表とします。

北地区
 第37回妙霑寺支部総会、おめでとうございます。
 北区の濱坂翔です。
  活動報告としては、一人ひとりか又チームを作って寺院でお題目を唱え、その後家庭訪問をしております。
 広宣流布というのは、多くの人たちの日々の地道な努力の実践によってできるもので、ひとっ飛びにできるものではありません。 法華講員の一人ひとりが広布への堅固な志をしかも生活上は仕事上、支部の中や家庭のなかでいろいろなことが起こってきても、決して後を振り向かない、後に退かないという信心をもって精進していくなかに、広布も約実に進展していくものと確信します。
 僕も学会員の友人を一日も早く折伏したいと思います。
 ありがとうございました。

中地区
 本日、支部総会御参詣誠に尊いことと存じます。 第37回妙霑寺支部総会誠におめでとうございます。
 総会の意義とは、将來の妙霑寺支部の発展を目指すため、又この機に一人ひとりが自己の境界を高めるためであります。
 本年の年間実践テーマ「勇躍前進の年」と銘打たれており、日蓮大聖人御聖誕800年、2年後の大佳節に向け、広布前進に向け、広布前進のために、声を掛け合い、勤行・唱題・折伏・家庭訪問に、さらに支部一丸となって、勇猛精進して参りましょう。平成33年は私はこのようになっていようと思いましょう。
 本題に入らせていただきます。 本年妙霑寺支部誓願目標は228名です。中区目標世帯数30世帯、目標人数55名となっておりますが、2月現在の成果人数は0人であります。
 活動内容としましては、朝、唱題しまして、家庭訪問を行います。中区の活動者が2・3人では、成果は上がりません。私は毎年この場をお借りして報告しておりますが、活動者は増えておりません。私たちが住んでいる地区なのです。中区の皆様、そろそろ重い腰を上げて立ち上がりませんか。5月が中区が中心で折伏活動を行います。土曜日・日曜日、朝9時より唱題し、家庭訪問を行う予定となっております。 中区の皆様、御住職のご指導の元、講頭さんを中心に、真剣な祈りと行動によって地域で方々で苦しんでおられる方に、謗法の恐ろしさを教え未入信の方々を救ってあげ、地域広布のために、折伏活動の渦を盛り上げて参りましょう。
 日蓮大聖人様は、
「日厳尼御前御返事」に
「叶ひ叶はぬは、御信心により候べし。全く日蓮がとがにあらず」 (あなたの願いが叶うか叶わないかは、あなたの信心次第です。まったく日蓮の失ではありません)と御指南なさっております。
 又、『祈祷抄』には、
「日は西より出づるとも、法華経の行者の祈りのかなわぬ事はあるべからず」 太陽が西から昇るようなことがあったとしても、法華経の行者の祈りが叶わないということはありえないと、ご教示あそばされております。
 いずれも真剣に祈ることによって祈りは必ず成就すると仰せであります。
 御法主上人猊下様は、
「真剣に題目をあげ、祈り、動き、講中が一致団結、異体同心して折伏に立ち上がれば、諸天も必ず動き、折伏は達成出来ると固く信じます。しかし、それができないとすれば結局やっていない、動いていないと言うことになるのです」と厳しく御指南なさっておられます。
 今は、折伏誓願目標が皆様の頭にあるときです。日蓮大聖人様の弟子として、また、地涌の菩薩の一人として、仕事ととらえ、御住職の元、仏様から与えられた仏道修行であると感謝し、本日の支部総会のスローガンに 「己心の魔を打ち払い」とありますように、 「私たちは去年、昨日の自分ではなく、今日、今より新たな信心姿勢を変えることが大事ではないでしょうか。
 又私たちの大切な菩提寺を守っていくためには、真心の供養を行っていかなくては存続することができないと思います。供養には三点あり 法の供養→私達が一生成仏するための大切な折伏なのです。 財の供養→本山寺院が運営していくためには、皆様の財の供養が必要なのです。 身の供養→自分の体を動かし行う清掃など、すべてが身の供養となるのです。 このように真心で行う供養が、私達の菩提寺をお守りすることができるのです。
 さあ、始めましょう。新たな自分になって中区も活動者が増えますよう、誰かがするのではなく私がやるんだと。やればできると強い気持ちを持ち使命でありご供養するのだと信心の御奉公に奉り、中区の皆様で、誓願目標完遂して参りましょう。
 以上で中区の決意発表といたします。ご静聴誠にありがとうございました。

青年部研究発表  テーマ「日蓮大聖人様のご生涯」

青年部研究発表 青年部が「日蓮大聖人様のご生涯」と題して、スライドを使ってプレゼンテーションを行いました。

  








体験発表  婦人部 藤本 花江 殿

体験発表   妙霑寺支部の皆様、こんにちは。 藤本花江と申します。
 本日の第37回支部総会の開催、誠におめでとうございます。
 実は、婦人部長様からの体験発表のご依頼を承ってより決心が固まらず二度も固辞して参りました。一法華講員として唱題会、折伏行にも進んで参加することのなかった昨今の自分の行いが恥ずかしかったからです。 婦人部長様から昨年11月の支部登山に参詣したときの娘、私、孫2人の三代で写してもらった塔中坊前での記念写真を総会でアップするよって、お話があったとき、ハッと心が動かされ、この時のことを発表させていただこうと決めました。
 入信のきっかけは結婚当初の昭和47年、昼間働き、朝も新聞配達をしていた時、販売店の同じ配達のおばさんから強い勧めがあったからでした。
 毎朝、毎朝顔や手にあざや傷の絶えない私を見て、信心していけば、境界が変わるのですと、救ってくれました。当時、私は何もわかりません。日蓮正宗の方に、こういう形で出会ったのは、本当に幸運でした。よく考えてみれば夫の両親、又私の両親ともに日蓮正宗の信徒だったのです。
 当時、警察も家庭内の暴力問題には介入しないという「DVされ放題」の時代でしたし、私にも離婚できないある事情もありました。 借家ばかりを転々とし、又土木の仕事もながくうまく続かず、しょっちゅう酔っ払っては暴れるものですから、近隣の人々は恐れていました。
 そんな中、夫から暴力を受けそうになったら、御本尊様の前で題目をあげ、夫も振り上げた手を何故か下ろし助かることは何回もありました。 飲酒により体がボロボロ、病気のデパートのような夫の死。成仏の相というのか、にっこり微笑んで判眠半口。まさにこの時信心の確信を得ました。 題目は救ってくれることを体験しました。嘘ではありません。 夫の死去の平成10年から20年がたち、昨秋11月支部登山に娘、孫2人を誘って参加させていただき感動を禁じ得ません。
 身軽になって子供2人を抱えることとなった娘の将來をバックアップしてあげたい母心です。奉安堂での御開扉、娘らと離れてしまい心配していましたが、娘から聞いた話。 あまりにも大勢の人と、そして厳粛で圧倒的な雰囲気の御開扉にはすごい力を感じたよ。お母さん、又生きたいねと娘が、6歳、7歳の孫も神妙に手を合わせて、懸命に南無妙法蓮華経を唱えていたそうです。
 私は、今はどうあれ、娘、孫たちに本当の幸せが来ることを御祈念して題目を唱えました。 登山というのは、本当に不思議です。帰りのバスの中で、又次も早く行きたいなあという気持ちになってしまいます。
 私は今年年女、決してヤングとはいえませんが、生命の限り、生き抜いて、娘たちの安住を見届けて、応援し続けていきたい、早くは死ねません!
 ここ10年来、私はトイレ清掃を中心とした仕事に関わっています。だから、運がついて、毎日毎日楽しくて楽しくて、過ごせています。 「いつもあなたはアクティブで明るいね」って。これは私の過去のいきさつ知らない人たちの言葉です。
 日蓮大聖人様は、 日如御前御返事に、
「南無妙法蓮華経とばかり唱えて仏になるべきこともっとも大切なり」(1388頁) と仰せられ南無妙法蓮華経の大法を信じて成仏することこそ人生において一番大切なことだと教えられています。
 また、「法華経を信ずる人は冬のごとし、冬は必ず春となる」(妙一尼御前御消息 831)
「須弥山に近づく鳥は金色となるなり」(本尊供養御書 1075頁)
 これらのお言葉をしっかり胸に刻み込みこれからを生き抜いて参ります。

登山部報告 柚木登山部長

登山部報告  みなさんこんにちは。登山部の柚木です。
  昨年11月の支部総登山における感動したお話を致します。
 このお話は、妙霑寺支部の神崎弘美さんの体験されたお話であります。 支部総登山の帰りの車中、神崎さんの携帯に神田さんという方から連絡があり、 「登山したい」旨の話がありました。
 この神田さんは、神崎さんが、昭和34年1月、東京から岡山に嫁いだ時、岡山で一番はじめに親しくなった方だそうです。 今から60年前からつかず離れず姉妹のようにお付き合いした方です。すでにその時、ご家族全員が創価学会員でありました。
 ある時、神崎さんのお母様が療養のため、東京から岡山に来ていたことがありました。その時に神田さんの折伏でお母様は入信し、後日は神崎さん自身も、入信されました。ですから神田さんは、神崎さんの折伏親でもあるのです。
 神崎さんは、どうしてもその方を創価学会からお救いしたいと、時間作っては講中の方々と訪問し折伏を続けておりましたが、なかなか思うようには行きませんでした。 そんな中、神田さんのご主人様が亡くなられ学会葬で葬儀をされたそうです。
 その後、神田さんとお目にかかっては脱会する方向にいけるよう何回も訪問していましたが、中々実らず長い年月が過ぎていきました。
 ところが、色々思いを募らせていた矢先、昨年11月、支部総登山での帰りのバスの中で突然、神田さんから電話がかかり、お孫さんの真志(まさし)さんが「創価学会をやめると言っている」といわれ、「総本山大石寺にも御登山したい」という内容のお話があったそうです。
 神崎さんはびっくりしたと同時にとても嬉しく思われたそうです。 そこで、すぐに前列に座られていた副御住職様に御報告に行った所、真志さんが、まさか副御住職様とお会いしてお話を聞いていたとは思いもしませんでした。去年7月頃、インターネットを見て創価学会の誤りを確認し、一人でお寺に来られ、副御住職様から色々とお話を聞いていたそうであります。「このまま行ったら神田家は大変なことになる」そこに気がついたそうです。
 その時、神崎さんは、副御住職様から今までの経緯を聞かせていただいて、やっと点と点が結ばれたそうであります。本当に嬉しい思いを抱かれました。
 そして、去年の支部総登山から、早3ヶ月過ぎ、真志さんは、過日2月10日の御講の日に無事勧誡式を受けられ、後日に御家族の方を寺院にお連れするそうであります。
 本日、神田さん、真志さんが参加されております。どうぞ今後ともよろしくお願いします。
  以上、神崎弘美さんが折伏を続けられた中、このような不思議な結果があったのであります。 支部総登山で御開扉を受け、その帰りの道中で連絡が入り、諸天の動きにより折伏が成就したものと思います。
 私達も、本年勇躍前進の年は神崎さんに倣って、諦めず懇々(こんこん)と説いて1人でも多くの方が御授戒・勧誡を受けて、本門戒壇の大御本尊様に御目通り出来るよう支部一丸となって折伏に頑張って参りましょう!
 以上、御報告と致します。


地方部長祝辞(代読 佐藤副講頭)

地方部長祝辞    祝 辞
 法華講妙霑寺支部第37回総会誠におめでとうございます。
 日如上人猊下様は、新年の辞において
『「異体同心なれば万事を成ず」との御訓誠を心肝に染め、一人ひとりが誓願達成へ向けて断固たる決意を固めると共に、僧俗一致・異体同心の団結をもって、万難を排し勇猛 果敢に折伏戦を展開していくことが肝要であります』と御指南下さいました。
 日如上人猊下様は、常に、誓願達成の秘訣は、異体同心の団結であると御指南でございます。 御本尊様の全体が異体同心の境智となっています。ですから講中異体同心して御題目を唱えていかないと御本尊様に背くことになる故、信心し唱題しても利益がありません。
 今年こそ、日如上人猊下様の御指南に異体同心して、折伏・唱題・育成に励んでいただきたいと思います。
 又、「一心欲見仏・不自惜身命」の信心で勝利しよう」と御指南下さいました。 昨年よりも今年は信心に多くの時間を使い、菅原信了御住職様・菅原良乾副御住職様の御指導に随従し、 原講頭を中心に僧俗一致・異体同心の団結をもって万難を排し、勇猛果敢に大折伏戦を展開して本年折伏誓願目標を達成されますことをお祈りし、御祝辞とさせ ていただきます。
 本日は誠にお目出とうございます。


指導教師 御指導

指導教師 御指導 「勇躍前進の年」と銘を打たれた年の宗祖大聖人御誕生あそばされた二月に、好天に恵まれ妙霑寺法華講第37回支部総会が開催されまして、誠におめでとうございます。
 平成33年「平成」の年号は変わりましょうが、一応は「平成33年2月16日」の宗祖日蓮大聖人御聖誕800年、慶祝し奉る「法華講員80万人体勢構築」の御報恩に御奉公申し上げますその時は「二年後」となりました。 この残された二年後に「法華講妙霑寺支部」はスローガンの精魂を込めた信心で御奉公申し上げ奉ります意志で住職の指導を仕(つか)まつります。
  平成24年の御講の時に拝読し奉った「諸法実相抄」(668頁)に、
「行学の二道をはげみ候べし。行学たへなば仏法はあるべからず。我もいたし人をも教化候へ。行学は信心よりおこるべく候。力あらば、一文一句なりともかたらせ給うべし」と仰せられています。
 この「諸法実相抄」の御書は、御弟子の「最蓮房」が賜った御書でありまして、末行の三行目に、 「経に云はく『一名上行、乃至唱導の師』と説かれ候はぬか、まことに宿縁のをふところ予が弟子となり給ふ」 と御教示なられています。
 この御文の 「宿縁のをふところ」と仰せの御意は、今の現在の日蓮正宗の吾々と、この御文に仰せられる「宿縁」の願兼於業の「実の相」なのであります。
 さて、諸法実相抄の「行学たへなば仏法はあるべからず」と仰せの「行学」の二文字についてでありますが、次下に、「我もいたし人をも教化候へ」と仰せられている「我もいたし」とは「自行」自分自身が行ずる、この自分が行学するとは、勤行、唱題、御講参詣、総本山へ御登山すること」と自分自身が行ずることはもちろんでありますが、次下の「人をも教化候へ」、この御文は「化他行」でありますが、 表面だけで拝し奉りならば「自行・化他行」と拝することはできます。
 が、「行学」「行じ学(まなぶ)する」、次下に、 「我もいたし人をも教化候へ」との御文意を拝し奉りますならば「自行化他行」単純に拝し奉ることはできないのであります。
 それは、寿量品に「貪著五欲 入於憶想 妄見網中」と説かれ、更にそれは、自我偈(開442頁)に、 「放逸にして五欲に著し」と説かれています経文の「放逸」の二文字であります。
「放逸」とは、「わがまま、気まま」に五欲に著すと説かれています。でありますから、「行学の二道をはげみ候べし」と仰せでありますが、「行学たへなば仏法はあるべからず」と仰せの 自分の欲や、自分の感情で「信心」を画き作り出していないか。特に「人をも教化候へ」。人に謗法を教えて誤りを糾す。謗法を折伏する我が身の謗法の念を糾して我もいたし」と仰せです。
 仏法の道理に叶った、我もいたし人をも教化候へ と仰せの行学の二道は「放逸」では成立しません。 次下に 「行学は信心よりをこる」と この「をこる」の文字ですが、「起」ではありません。「興隆するとか「興国」する、国を興(オコス)の「興」であります。 すなわち我自身の三障四魔に負けた相を糾すこともしない」又「家族や友人親戚の謗法を糾すこともしない。もちろん「謗法の人」の謗法を折伏もしない。是れでは「信心している」とは言えないのであります。
「行学は信心より興る」と仰せの御意であります。 創価学会が宗門から破門になった原因は「行学絶へなば」の「貪著五欲」「放逸著五欲」の憶想謗法が原因なのであります。
 我等、法華講妙霑寺支部は、彼らを折伏教化し御聖誕800年の法華講員80万人体勢構築に今までの遅れを取り戻し、宿縁深く厚い法華講として、宗祖日蓮大聖人御聖誕800年を慶祝申し上げ奉ろうではありませんか。
  法華講妙霑寺支部の魔を打ち払ひ益々の力強い発展を念願し、御祈念申し上げ奉り、本日の第37回支部総会の指導と致します。


講頭謝辞

講頭謝辞  本日、ここに第37回妙霑寺支部総会を開催するに当たり、妙霑寺御住職菅原信了御尊師並びに副御住職様のご臨席を賜り盛大に開催することができました。 皆さん。第37回妙霑寺支部総会まことにおめでとうございます。
 御住職様に置かれましては、御公務繁忙の中にも関わりませず、ご臨席を賜り、又ただ今は、甚深の御指導を賜りました。誠にありがとうございました。謹んで御礼申し上げます。
 副御住職様におかれましても総会に向けて種々御指導、御配慮を賜りました。誠にありがとうございました。
 又、法華講連合会岡山地方部長土井一義様よりは、御丁重なるご祝辞を賜りありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
 宗祖日蓮大聖人御生誕800年大佳節まで、残すところ2年となりました本年、勇躍前進の年として出発しましたが、毎年のように誓願目標未達成であることの猛反省を踏まえ、何が原因なのか。一人ひとりが信心の基本に立ち返り新たな気持ちをもって取り組んでいかなければなりません。
 本年5月1日には、新元号に変わります。平成という年号もあと二ヶ月と少しで終わります。 平成になってからの30年間、皆様にはいろいろな出来事があったと思います。人生の伴侶を得たり、大事な命を授かったり、又大切な人を亡くしたり、大きな災害に遭遇したり、重病にかかったり、悲しみも苦しみもすべて乗り越えてきたと存じます。元号の変わる年に、今私達は生き、生活しているのであります。この貴重な時間は二度と返ってきません。未来に向けさらに力強く歩みを進めて参ろうではありませんか。
 三世に渡る幸福な境界を築くためには、この信心によってのみ可能なのであります。南無妙法蓮華経の御題目を唱え今の自分を磨いていくことが大変重要であります。今をどう生きるかで、自分の人生が大きく変わります。今のままでよいということなどありません。老いも若きも信心を磨き一歩でも前に進んでいくことが未来を変え、自分の人生を変えることになります。今はただの努力ではなく猛烈な努力が必要なときであります。
 大聖人様は「持妙法華問答抄」に
「須く心を一にして南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧めんのみこそ、今生人界の思出なるべき」と仰せられています。
  日如上人猊下様はこの御文について、
「まさしく唱題は一生成仏の直道なるが故にすべからく心を一つにして、自らも唱え、他人をも勧める、すなわち自行化他の信心に励むことが、今生に人間として生まれてきた最善の思い出になると仰せられているのであります。 されば私どもはこれらの御金言のごとく至心に唱題に励み、折伏を行じ、自行化他の信心に励むことが最も肝要であることを肝に銘じていかなければいけません。」と御指南であります。
 私達は、宿縁深くして人界に生を受け、大聖人様の正法を信受できたのであります。過去遠々劫からの罪障を消滅して成仏の境界に至ることができるのであります。大聖人様の弟子檀那として、地涌の菩薩の眷属として下種仏法の広宣流布のため平成33年法華講員80万人体勢構築に向け、この時に巡り会えた喜びを胸に倦まず弛まず折伏行に邁進して参りましょう。
 御法主日如上人猊下様は新年各講中代表お目通りの砌
「大聖人様は「異体同心なれば万事を成ず」と御教示あそばされています。
 大聖人様の御意をしっかりと拝し、それぞれが異体同心して誓願を達成していただきたいと思います。(中略)これからの二年間の戦いが文字通り有終の美を飾る戦いになると思います。最後の二年間「一心欲見仏 不自惜身命」の信心をもって戦っていこう、勝利していこうとお伝えください。」と御指南あそばされました。
 私達法華講妙霑寺支部は、まずは本年の誓願目標を必ず達成しなければなりません。 御法主日如上人猊下の御指南に信伏随従し、御住職様の御指導を行動に移し、みんなで声を掛け合い、和をもって力強い唱題を根本に、為せば成るの信念の元、必ず達成することお誓いいたします。
 最後になりましたが、副御住職様をはじめ、お忙しいなか時間を作り研究発表された方々、また運営、設営に携わった講中の皆様、まことにご苦労様でございました。ありがとうございました。長くなりましたが、以上で謝辞とさせていただきます。


合唱「広布の青嵐」  指揮 5地区代表

5地区代表指揮 合唱広布の青嵐

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